「呼子」という地名
「呼子」という地名の由来にはいくつかの説があるようです。
有力な説が次の2つ。
1つは、「呼戸島」説
呼子にある加部島には「神部島」「姫神島」という古名がありますが(これについては別の機会に)、もう一つ「呼戸島」の古名があったという説があるのです。
日本最古の地図といわれている「行基図」には、肥前の海辺に呼戸島という小島が載っているそうです。
その西側に「平戸」が大きな島として描かれ、東側に「志賀島」が位置していることから、その小島は加部島であろうと思われます。
加部島を含めた呼子地区が「呼戸」であったと推察されます。
(写真は加部島・風の見える丘公園から撮った呼子港です。)
もう一つは「佐用姫」説(松浦佐用姫とその伝説についてはココ)
「佐用姫神社記」別記によれば、恋い慕う狭手彦の乗った船影が見えなくなるまで別れを惜しんだ佐用姫が「狭手彦の名を呼び慕はれしに依り、今の呼子を呼名の浦と云うなり。」と経緯を述べているそうな。
呼名 → 呼子 、、、ちょっと無理があるような気もしますが( ̄◆ ̄;)
数年前に確認したら、呼子町の公式見解はこちらの説でした。
ちょっと話は替わって、この「呼子」を「よびこ」と読む方が多いですよね。
人名・地名は確かに読み方が難しいのですが。
【よぶこ】ですよぉ~、今日から間違えずに呼んでください(^∇^)/
では、また(* ̄0 ̄)ノ
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